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| ■生薬名・・・・石榴皮 せきりゅうひ |
| 生薬名 | 石榴皮(せきりゅうひ) |
| 基 原 | ザクロ科 Punicaceae 石榴 Punica granatum L. (ザクロ)の果皮を乾燥したもの |
| 性 味 | 味は酸・渋、性は温。(帰経:胃・大腸経) |
| 主成分 | タンニン・粘液質・苦味質 |
| 薬理作用 | 渋腸・収斂・殺虫 収斂作用、抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用 |
| 臨床応用 | 主として止瀉に用いる。慢性の下痢・脾虚の泥状便や水様便のいずれにも使用できる。最近の報告によれば、細菌性下痢症に対する効果は良好である。一般に単味で用い、粉剤にすることが多いが、煎じてもよい。 |
| 用量 | 煎剤には9〜15g、大量でも30gまで。細末は毎回6gを沖服する。 |
| 使用上の注意 |