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■生薬名・・・・青そう子 せいそうし |
生薬名 | 青そう子(せいそうし) | |
基 原 | ヒユ科 Amaranthaceae 青そう Celosia argentae L. (ノゲイトウ)の成熟種子を乾燥したもの | |
性 味 | 味は苦、性は微寒。(帰経:関係) | |
主成分 | 脂肪油 | |
薬理作用 | 消炎作用に関連すると考えられる。また、瞳孔拡大作用がある。 | |
臨床応用 | 用途は決明子と基本的に同じで、両者をよく配合するが、決明子ほどは使われない。両者の微妙な相違は、決明子は主として風熱による目の充血・腫脹・疼痛(表証が比較的顕著)に、青せい子は主として肝火による眼部の充血・腫脹・疼痛(口が苦い・咽がかわく・頭が脹って痛い・顔面紅潮・煩躁・怒りっぽいなどの“肝火”の症状を伴う)に使用することである。現代医学には、これらの2種の症状はどちらも急性結膜炎に相当する。また決明子にはやや補益性があるが、青そう子にはない。
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用量 | 3〜15g | |
使用上の注意 | 肝血虚には用いない。酒製した方がよい。 |