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生薬名・・・・青皮 せいひ・じょうひ

 

生薬名 青皮(せいひ・じょうひ)
基 原 ミカン科 Rutaceae 柑桔 Citrus reticulata Blanco の青い未成熟果皮
性 味 味は苦・辛、性は温。(帰経:肝・胆経)
主成分 hesperidin C28H34O15 ・ myoinoisitol ・精油(主成分は d -limonene)・ビタミンB1
薬理作用 疏肝破気・散積化滞
健胃作用〔陳皮と同じ〕、行気・化滞(不消化物を除去すること。)作用〔陳皮より強い〕、発汗・去寒作用の効能もある。
臨床応用
  1. 胸脇部が脹って痛むときに用いる。
  2. 消化不良に用いる。上腹部がつかえて苦しい・食物が消化されず腹にもたれるなどの症状に適用するが、陳皮だけでは十分効果がないので、青皮を配合して破気散積(胃腸の蠕動を促進して消化を進め、膨満を除くことと考えられる。)して用いる。
  3. 乳腺炎・乳房結核に使用する。
用量 3〜6g
使用上の注意 気虚で汗が多いときには、多量に使用してはならない。
青皮と陳皮の性質は基本的に同じであるが、青皮の方が性質が激しくて疏肝破気・散結化滞の力が強いので、脇痛・腹のつかえ・消化不良・乳房の腫脹に使用し、陳皮は健脾燥湿・理気化痰の力が強いので、上腹部の膨満・嘔吐・下痢・咳嗽・喀痰に使用する。