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■生薬名・・・・三稜 さんりょう |
生薬名 | 三稜(さんりょう) |
基 原 | カヤツリグサ科 Cyperaceae 荊三稜 Scirpus yagara Ohwi. (ウキヤガラ)の塊茎を乾燥したもの |
性 味 | 味は苦、性は平。(帰経:肝・脾経) |
主成分 | 精油 |
薬理作用 | 破血去オ 莪朮と似ているが、吸収促進作用もある |
臨床応用 | 基本的には莪朮と同じで、両者をよく併用する。活血の力は三稜の方が強く、理気の力は莪朮の方が強いので、去オ消積には三稜を、行気止痛には莪朮を使用する。両者を併用すると、破血行気の効果が増強するので、腹腔内腫瘤・月経不順(無月経・月経痛)に効果がある。 また最近、原発性肝臓ガンに三稜莪朮注射液に三稜・莪朮の内服を併用して効果があったという報告がある。 |
用量 | 3〜9g |
使用上の注意 |
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