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| ■生薬名・・・・番紅花 ばんこうか (サフラン) |
| 生薬名 | 番紅花(ばんこうか) |
| 基 原 | アヤメ科 Iridaceae 番紅花 Crocus sativus L. (サフラン)の柱頭および花柱の上部を乾燥したもの。原産地はヨーロッパ・中央アジア・南アジアである。 |
| 性 味 | 味は甘、性は寒。わずかに潮潤を帯びる。 |
| 主成分 | α-・β-・γ-carthamin の3種の色素成分 |
| 薬理作用 | 活血去オ・通経・涼血解毒 |
| 臨床応用 | 主として麻疹に用いる。発疹がおそく・熱象が強くて血流が滞り・斑疹の色がどす黒くて鮮明でないとき、発疹がひどくて密集し・全身症状が強いとき、肺炎を合併して熱が長期間引かないときなどに使用する。 |
| 用量 | 常用量は1〜3g。泡服。 |
| 使用上の注意 |