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■生薬名・・・・充蔚子 じゅういし |
生薬名 | 充蔚子(じゅういし) |
基 原 | シソ科 Labiatae 益母草 Leonurus heterophyllus Sweet の果実を乾燥したもの。 |
性 味 | 味は甘、性は微寒。(帰経:心包・肝経) |
主成分 | leonurinine T・U・Vの3種の alkaloid、充蔚子油(主成分は oleic acid)、ビタミンA様物質を含む。 |
薬理作用 | 活血調経・行血去お・去風熱・明目 |
臨床応用 | 去おするとともに収斂し・行血とともに補益するので、月経過多・持続性の不正性器出血などに適する。 |
用量 | 常用量は9〜15g |
使用上の注意 | 過量に服用すると中毒をおこしやすい。報告によると、粉末約30gの服用により、全身無力・だるくしびれる・疼痛・ひどいときには汗が出て虚脱するなどの中毒症状が起こるという。この場合、赤小豆・緑豆・甘草の煎湯を服用して解毒する必要がある。 |