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■生薬名・・・・地竜 じりゅう |
生薬名 | 地竜(じりゅう) |
基 原 | ルムブリクス科 Lumbriciae 蚯蚓(ミミズ)の全体を乾燥したもの。参環毛蚓 Pheretima asiatica Michaelsen (通称広地竜)をよく用いる。 |
性 味 | 味は鹹、性は寒。(帰経:胃・脾・肝・腎経) |
主成分 | tyrosine 誘導体の lumbrofebrin C9H18O6N2。ほかに lumbritin ・ terresto-lumbrolysin。水浸液中には多種のアミノ酸を含む。また広地竜には hypoxanthine を含む。p -riboflavine を含むとする実験報告もある。 |
薬理作用 | 清熱・鎮驚・定喘 解熱作用・気管支拡張作用・降圧作用 臨床的な観察によると利尿・活絡の効果もある。 |
臨床応用 |
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用量 | 6〜12g |
使用上の注意 |
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