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■生薬名・・・・地骨皮 じこっぴ |
生薬名 | 地骨皮(じこっぴ) | |
基 原 | 神農本草経の上品に「くこ」の名で収載。ナス科 Solanaceae 枸杞 Lycium chinense Mill. (クコ)の根皮を乾燥したもの。 | |
性 味 | 味は甘・淡、性は寒。(帰経:肺・腎経) | |
主成分 | bataine ・ tannic acid など | |
薬理作用 | 清熱涼血・退虚熱 主として解熱作用がある。 解熱作用・降圧作用・抗菌作用 |
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臨床応用 | 主として虚熱をさます。
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用量 | 6〜12g | |
使用上の注意 | 風寒感冒による発熱には使用しない。脾虚による泥状便にも用いない。 (附)地骨皮と牡丹皮の比較:どちらも清熱涼血するので陰虚の発熱に効果がある。皮は肺熱を冷ますが、牡丹皮は肝熱を冷まし・血分の実熱をさまし・活血去オの効能をある。古人は“牡丹皮は無汗の骨蒸を治し、地骨皮は有汗の骨蒸を治す”といっているが、現在では陰虚であれば汗の有無にかかわらず使用している。 |
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生薬画像 |