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生薬名・・・・金銭草 キンセンソウ

 

生薬名 金銭草(キンセンソウ)別名:連銭草
基 原 以下のものを常用する。
  1. 広東金銭草:マメ科 Leguminosae 金銭草 Desmodium styracifolium (Osb.) Merr.
  2. 四川大金銭草:サクラソウ科 Primulaceae 金銭草 Lysimachia christinae Hance
  3. 四川小金銭草:ヒルガオ科 Convolvulaceae 金銭草 Dichondra repens Forst. (アオイゴケ)
  4. 江蘇金銭草:シソ科 Labiatae 活血丹 Glechoma hederacea L.
性 味 味は甘、性は涼。(帰経:肝・腎・膀胱経)
主成分 精油・ tannin ・カリウム塩など
薬理作用 利水通淋・清熱化湿・解毒消腫
利尿作用・結石排出作用・利痰作用
臨床応用 主として尿路系結石・胆道経結石に使用し、一定の効果がある。
  1. 膀胱・輸尿管の結石には、金銭草60gを煎じて茶の代わりに服用する。
  2. 腎結石に用いる。
  3. 胆道結石に用いる。四川大金銭草の効果がよいが、多剤を加える必要がある。
  4. 急性尿道炎で排尿痛・排尿困難があるときに使用する。
  5. 湿熱による黄疸(急性黄疸型肝炎など)に使用する。
  6. 毒蛇の咬傷・化膿・炎症・打撲・捻挫などに、新鮮な金銭草をすりつぶした汁を内服し、残渣を患部に塗布する。
用量 常用量は30〜60g。単独で最高120〜150gまで使用してよい。
使用上の注意 結石には長期間持続服薬する必要がある。一般に1ヶ月以上を要する。また、長期間あるいは大量に服用すると、頭のふらつき・動悸などの症状があらわれるが、これは利尿によるカリウム排泄に関係すると考えられる。適当なカリウム塩を補給するほか、金桜子・欠実などの固渋薬を配合するとよい。