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生薬名・・・・枳穀 きこく

 

生薬名 枳穀(きこく)
基 原 枳実と同種の成熟した果実。
性 味 味は苦・酸、性は微寒。(帰経:脾・胃経)
主成分 枳実と同じであるが、hesperidin の含有量が少ない。
薬理作用 枳実と同じであるが、薬力がやや弱いので、虚弱者には一般に枳穀を使い、枳実は使用しない。
臨床応用 消化不良症に対し胃腸の蠕動運動を促進して上腹部の膨満感を除くときには、枳穀を用いる。胃腸内の不消化物を消化して排泄させるときは、枳実を使用する。
用量 3〜9g ただし子宮脱には、15〜30g
生薬画像