Back |
■生薬名・・・・桂枝 けいし |
生薬名 | 桂枝(けいし) |
基 原 | クスノキ科 Lauraceae 桂樹 Cinnamomum cassia Blume (ケイ)の若枝を乾燥したもの。枝先が桂枝尖で、気・味・色ともに濃厚で、温経通路の効能が桂枝より強い。 |
性 味 | 味は辛・甘、性は温。(帰経:心・肺・膀胱経) |
主成分 | 主に cinnamic aldehide C9H8O ・ cinnamyl ethyl acetate などを含む cineol |
薬理作用 | 発汗解表・温通経脈・通陽化気 解熱作用・鎮痛作用・健胃作用・抗菌作用・抗ウイルス作用・抗真菌作用 |
臨床応用 |
|
用量 | 常用量は3〜9g。解表に用いるときは、少量で2〜5g、一般に6g。風湿による関節痛には比較的大量で、甚だしいときには30〜45gを用いるが、具体的な状況と臨床経験によって決める必要がある。 |
生薬画像 |