Back |
■生薬名・・・・桂皮 けいひ |
生薬名 | 桂皮(けいひ) |
基 原 | 神農本草経の上品に収載。クスノキ科 Lauraceae 桂樹 Cinnamomum cassia Blume (ケイ)の樹皮を乾燥したもの。 |
性 味 | 味は辛・甘、性は温。(帰経:心・肺・膀胱経) |
主成分 | 主に cinnamic aldehide C9H8O ・ cinnamyl ethyl acetate などを含む cineol |
薬理作用 | 製油には腸蠕動運動亢進作用があり駆風の効がある。 桂皮油の主成分で、動物実験を行うと、睡眠延長作用・体温効果作用・解熱作用,鎮静作用の緩和な中枢抑制作用が認められた。 |
臨床応用 | 健胃・駆風・矯味・発汗・解熱・鎮痛薬として、中枢神経系の興奮を鎮静し、水分代謝を調節し体表の毒を去りこれを和解する作用があるから、頭痛・発熱・のぼせ・感冒・身体疼痛などに応用する。 |
用量 | 3〜6g |
生薬画像 |