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生薬名・・・・桂皮 けいひ

 

生薬名 桂皮(けいひ)
基 原 神農本草経の上品に収載。クスノキ科 Lauraceae 桂樹 Cinnamomum cassia Blume (ケイ)の樹皮を乾燥したもの。
性 味 味は辛・甘、性は温。(帰経:心・肺・膀胱経)
主成分 主に cinnamic aldehide C9H8O ・ cinnamyl ethyl acetate などを含む cineol
薬理作用 製油には腸蠕動運動亢進作用があり駆風の効がある。 桂皮油の主成分で、動物実験を行うと、睡眠延長作用・体温効果作用・解熱作用,鎮静作用の緩和な中枢抑制作用が認められた。
臨床応用 健胃・駆風・矯味・発汗・解熱・鎮痛薬として、中枢神経系の興奮を鎮静し、水分代謝を調節し体表の毒を去りこれを和解する作用があるから、頭痛・発熱・のぼせ・感冒・身体疼痛などに応用する。
用量 3〜6g
生薬画像