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生薬名・・・・懐牛膝 かいごしつ

 

生薬名 懐牛膝(かいごしつ)一般には牛膝(ごしつ)
基 原 ヒユ科 Amaranthaceae 牛膝 Achyranthes bidentata Blume、川牛膝 Cyathula capitata Miq. (イノコズチモドキ)の根を乾燥したもの。
性 味 味は苦・性は平。(帰経:肝・腎経)
主成分 saponin (加水分解すると oleanic acid C30H4803 ・ glucuronic acid様物質を生成する) ・ 多量のカリウム塩を含む。
薬理作用 去お止痛・活血通経・補益肝腎
鎮痛作用・子宮収縮・利尿作用(弱い)胃腸の蠕動を軽度に抑制する。
臨床応用 漢方で婦人の月経不調、「お血」を治す要薬とされており、また利尿作用があり、腰脚・関節の疼痛・痳痺・排尿不利に応用される。
用量 6〜15g 大量で30g
使用上の注意 牛膝の性質は滑であるために、遺精・脾虚による泥状便・不正性器出血・妊婦には使用しない。
生薬画像