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| ■生薬名・・・・夏枯草 かごそう |
| 生薬名 | 夏枯草(かごそう) |
| 基 原 | シソ科 Labiatae 夏枯草 Prunella vulgaris L. (ウツボグサ)の花序と果穂を乾燥したもの。 |
| 性 味 | 味は苦・辛、性は寒。(帰経:寒・胆経) |
| 主成分 | 水溶性の無機塩(68%は塩化カリウム)・ prunellin (加水分解すると ursolic acid C30H48O3が生じる) |
| 薬理作用 | 清肝熱・散結 あきらかな利尿作用がある。 |
| 臨床応用 | 湿熱による黄疸(急性伝染性肝炎・血清肝炎など)に用いる。 肝火の目の充血・頭痛イライラなどにもちいる。しこり、リンパ節腫・甲状腺腫などに使用する。 |
| 用量 | 9〜15g |
| 使用上の注意 |