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生薬名・・・・合歓皮 ごうかんひ

 

生薬名 合歓皮(ごうかんひ)
基 原 マメ科 Leguminosae 合歓 Albizzia julibrissin Durazz. (ネムノキ)の樹皮を乾燥したもの。
性 味 味は甘、性は平。(帰経:心・脾・肺経)
主成分 saponin ・ tannin など
薬理作用 解欝・活血・止痛
強壮・興奮・利尿・鎮痛などの作用がある
臨床応用 主に不眠・抑うつ状態・胸が苦しい・食欲不振などの症状がある神経衰弱に用いる。合歓皮は解欝効果がある(大脳皮質の興奮に相当する)ので使用するが、効力は微弱で、長期間連続服用してはじめて効果がある。
このほか、打撲による腫脹・疼痛に用いる。とくに関節や筋肉の慢性疼痛に適用する。
用量 9〜30g
使用上の注意