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生薬名・・・・南五加皮 ごかひ

 

生薬名 南五加皮(ごかひ)
基 原 ウコギ科 Araliaceae 細柱五加 Acanthopanax gracilistylus W.W. Smith. の根皮を乾燥したもの。広東ではウコギ科 Araliaceae 紅毛五加 Acanthopanax giraldii Harms の根皮を乾燥したものを用いることが多い。
性 味 味は辛、性は温。(帰経:肝・腎経)
主成分 精油・ビタミンA・Bを含む
薬理作用 去風湿・補肝腎・強筋骨
一種の強壮作用をもつ鎮痛剤と考えられる。薬性はおだやかである。
臨床応用
  1. 慢性関節リウマチ・筋リウマチに使用する。下半身に作用し、主として去湿する。風湿による腰痛・手足の冷痛などに、他の去風湿薬と補益薬を配合して酒に浸け、たとえば五加皮酒を使用する。五加皮酒は、鎮痛・強壮作用があり、風湿による疼痛だけでなく、脚気の下腿の知覚鈍麻と無力・腎虚・遺尿(膀胱にたまった尿を無意識にもらすこと。夜間のものを夜尿という。)などにも効果がある。
  2. 軽症の水腫・乏尿に使用する。
  3. 筋肉・骨の発育や運動能力が悪いなどの小児の発育不良に使用する。
用量 6〜15g
使用上の注意 口が苦い・口渇などの陰虚火旺の症状があるときには使用すべきでない。