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■生薬名・・・・玄参 げんじん |
生薬名 | 玄参(げんじん) | |
基 原 | ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae 玄参 Scrophularia ningpoensis Hemsl. の根を乾燥したもの。日本ではゴマノハグサ S. buergeriana Miq. を使用することもある。 | |
性 味 | 味は苦・鹹、性は寒。(帰経:肺・胃・腎経) | |
主成分 | halpagide ・ phytosterol ・ linolic acid ・ alkaloid など | |
薬理作用 | 滋陰清熱・瀉火解毒 薬理実験では玄参のもつ多方面の治療効果を完全には解釈できておらず、今後の研究が必要である。 強心作用・血管拡張作用・降圧作用・抗毒素作用・抗菌作用 |
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臨床応用 | 滋陰降火の常用薬である。“降火”とは、現代医学的にはほぼ解熱・利尿・消炎作用に相当し、滋養作用とも関連がある。 熱証に対し、滋陰増液・消炎解毒の効果があり、虚熱・実熱のどちらに使用してもよいが、滋陰の効果の方が強いので虚熱に適している。
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用量 | 常用量は9〜12g。虚熱による煩草には18〜30g、リンパ腺結核・血管炎などには30〜90g。 | |
使用上の注意 |
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