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■生薬名・・・・榧子 ヒシ(別名:カヤ) |
生薬名 | 榧子(ヒシ) |
基 原 | イチイ科 Texaceae 榧樹 Terreya grandis Fort. (カヤ)の成熟種子を乾燥したもの。 |
性 味 | 味は甘・渋、性は平。(帰経:胃・大腸経) |
主成分 | 脂肪油・ tannin ・精油 |
薬理作用 | 殺虫・緩瀉消積 駆虫作用 |
臨床応用 | 薬性がおだやかで薬力が充分であるから、腸管内寄生虫の駆除に広く用いる。 鈎虫には、百部などを配合して、たとえば榧子殺虫丸を用いると確実な効果がある(条虫の駆虫作用もある)。 |
用量 | 常用量は1回30〜40ヶあるいは9〜15g。単独で服用する時は1日50〜100ヶあるいは30g。炒熟し、かみくだいて服用する方がよい。 |
使用上の注意 |