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■生薬名・・・・扁蓄 へんちく |
生薬名 | 扁蓄(へんちく) |
基 原 | タデ科 Polygonaceae 扁蓄 Polygonum aviculare L. (ミチヤナギ)の全草を乾燥したもの |
性 味 | 味は苦、性は平。(帰経:膀胱経) |
主成分 | 葉は avicularin C20H18O11 ・ emodin ・カリウム塩を含む |
薬理作用 | 清熱・利水・通淋 利尿作用・抗菌作用・駆虫作用 |
臨床応用 |
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用量 | 9〜18g、単独で30gまで使用することがある。 |
使用上の注意 | クバク・卑解・扁蓄は、いずれも清熱去湿・利尿作用があって淋証(頻尿・尿意促進・排尿障害・排尿痛などの症状の総称。尿路感染症・結石・前立腺炎などでみられる。)に効果があるが、各々適応の重点がある。熱象が湿象よりも顕著で、排尿時に尿道の灼熱感と疼痛があるときには、クバクを用いる。湿象が熱象よりも顕著で、尿がおも湯のようなときには、卑解を用いる。湿象・熱象が同じぐらいの一般的な排尿困難には、扁蓄を用いる。各症状が同時にみられる場合は、3者を適当に配合する。 |
生薬画像 |