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生薬名・・・・柏子仁 はくしにん

 

生薬名 柏子仁(はくしにん)
基 原 ヒノキ科 Cupressaceae 側柏 Biota orientalis Endl. (コノテガシワ)の成熟した種子を乾燥したもの。
性 味 味は甘・辛、性は平。(帰経:心・肝・腎経)
主成分 borneol などの脂肪油
薬理作用 寧心安神・潤腸通便・止汗
臨床応用 おだやかな精神安定薬で、鎮静すると同時に補益性がある。不眠・動悸・便秘・自汗などの心血虚の症状に補陽薬として常時服用する。
  1. 不眠に用いる。性質・効能は酸棗仁とほぼ同じで、一緒に使用することが多い。柏子仁は心血虚による不眠だけに用いるが、酸棗仁は肝陽上亢による不眠にも効果がある。
  2. 便秘に用いる。性質がおだやかで副作用がないので陰虚・産後・老人などの腸燥便秘に適している。
  3. 盗汗に用いる。
用量 6〜9g
使用上の注意 下痢のときには禁忌である。