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■生薬名・・・・白し びゃくし |
生薬名 | 白し(びゃくし) |
基 原 | 神農本草経の中品に収載。セリ科 Umbelliferae 興安白し Angelica dahurica Benth. et Hook. (ヨロイグサ)などの根を乾燥したもの。 |
性 味 | 味は辛、性は温。(帰経:肺・胃経) |
主成分 | angellicin C17H18O7 ・ angelicol C17H16O6 ・ angelicotoxin など |
薬理作用 | 去風解表・止痛・消腫排膿・燥湿止帯 鎮痛作用・中枢興奮作用・抗菌作用 |
臨床応用 |
このほか、白しの鎮痛作用を利用して、風熱による歯痛には石膏などの清熱薬を配合し、節や癰の腫脹疼痛に清熱解毒薬を配合して用いる。抗菌の効果もある。頭部挫傷・頭部外傷による腫脹・疼痛に用いると症状を緩解する。 |
用量 | 3〜9g |
生薬画像 |