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■生薬名・・・・百部根 びゃくぶこん |
生薬名 | 百部根(びゃくぶこん) | |
基 原 | ビャクブ科 Stemonaceae 直立百部 Stemona sessilifolia (Miq.) Fr. et Sav. (タチビャクブ)、蔓生百部 S. japonica Miq. (ビャクブ)、対葉百部 S. tuberosa Lour. の塊根を乾燥したもの。 | |
性 味 | 味は甘・苦、性は微温。(帰経:肺経) | |
主成分 | alkaloid 直立百部 sessilistemonine C25H35O7N など、対葉百部は tuberostemonine C22H33O4N など、蔓生百部は stemonine C17H25O4N ・ stemonidine C19H31O5N などを含む。 |
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薬理作用 | 止咳・殺虫 抗結核作用・鎮咳作用・殺虫作用・抗菌作用・抗ウイルス作用・抗真菌作用 |
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臨床応用 | 古人は“百部は慢性・急性の種々の咳嗽に使用でき、とくに慢性咳嗽に適しているが、肺熱による急性の咳嗽や痰をともなう呼吸困難にも用いてよい”としている。現在は以下の場合によく用いる。
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用量 | 内服は6〜18g。肺結核にはやや多く使用する。外用は適量。 | |
使用上の注意 |