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生薬名・・・・防已 ぼうい

 

生薬名 防已(ぼうい)
基 原 ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae 広防已 Aristolochia westlandi Hemsl. の根を乾燥したもの。
性 味 味は苦・辛、性は寒。(帰経:膀胱・肺経)
主成分 mufangchin A C20H14O9 ・ mufangchin B C14H21O14N14 ・ mufangchin C C18H21O10
薬理作用 去風利湿・清熱
鎮痛・利尿作用がある。
臨床応用 利水消腫・去風止痛
水腫に脈浮・身体が重い・呼吸促迫あるいは呼吸困難をともなうときに用いる。
関節リュウマチに、防已の鎮痛作用を利用する。口渇・胸が苦しい・舌苔が黄膩・脈は滑数などの湿熱の症状をともなう疼痛に適している。
用量 5〜15g
使用上の注意 自汗・口渇・口が苦い・盗汗など陰虚の症状があるときは、用いない。脱水のおそれがあります。
生薬画像