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■生薬名・・・・防已 ぼうい |
生薬名 | 防已(ぼうい) |
基 原 | ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae 広防已 Aristolochia westlandi Hemsl. の根を乾燥したもの。 |
性 味 | 味は苦・辛、性は寒。(帰経:膀胱・肺経) |
主成分 | mufangchin A C20H14O9 ・ mufangchin B C14H21O14N14 ・ mufangchin C C18H21O10 |
薬理作用 | 去風利湿・清熱 鎮痛・利尿作用がある。 |
臨床応用 | 利水消腫・去風止痛 水腫に脈浮・身体が重い・呼吸促迫あるいは呼吸困難をともなうときに用いる。 関節リュウマチに、防已の鎮痛作用を利用する。口渇・胸が苦しい・舌苔が黄膩・脈は滑数などの湿熱の症状をともなう疼痛に適している。 |
用量 | 5〜15g |
使用上の注意 | 自汗・口渇・口が苦い・盗汗など陰虚の症状があるときは、用いない。脱水のおそれがあります。 |
生薬画像 |