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■生薬名・・・・牡蛎 ぼれい |
生薬名 | 牡蛎(ぼれい) |
基 原 | 神農本草経の上品に収載。カキ科 Ostreidae 牡蛎 Ostrea gigas Thunb. (カキ)の貝殻。 |
性 味 | 味は鹹・渋、性は微寒。(帰経:肝・胆・腎経) |
主成分 | 炭酸カルシウム(80〜95%)・リン酸カルシウム・硫酸カルシウム・有機成分の keratin など |
薬理作用 | 重鎮安神・平肝潜陽・収斂固渋・軟堅散結・制酸止痛 鎮静・鎮痛作用、収斂作用、解熱作用、腫塊消散・減少作用(軟堅) |
臨床応用 |
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用量 | 湯剤には15〜30g。頸部リンパ腺炎には90〜120gまで用いる。先に煎じる。粉剤は毎回3〜6gを沖服する。 |
生薬画像 |