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生薬名・・・・黄ごん おうごん

 

生薬名 黄ごん(おうごん)
基 原 神農本草経の中品に収載。シソ科 Labiatae 黄ごん Scutellaria baicalensis Georgi. (コガネバナ)の根を乾燥したもの
性 味 味は苦、性は寒。(帰経:心・肺・胆・大腸・小腸経)
主成分 baicalin C21H18O11 ・ baicalein C15H10O5 ・ woogonin C16H12O5 ・ β-sitosterol ・  woogonoside C22H20O11 ・ H2O、neobaicalei C19H18O8など。
薬理作用 清熱燥湿・瀉火解毒・安胎
胆汁分泌促進作用・利尿作用また解毒作用がある。
臨床応用 主として肺熱をさます。
消炎・解熱薬として・炎症・充血・発熱を伴う疾病で、心下部の痞え、胸脇苦満、煩熱、下痢などを目標に応用する。
用量 6〜15g、2歳以下は1.5〜5g
使用上の注意 脾胃気虚の小児には単独では用いない。少量の党参を配合する。
生薬画像