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■生薬名・・・・黄ごん おうごん |
生薬名 | 黄ごん(おうごん) |
基 原 | 神農本草経の中品に収載。シソ科 Labiatae 黄ごん Scutellaria baicalensis Georgi. (コガネバナ)の根を乾燥したもの |
性 味 | 味は苦、性は寒。(帰経:心・肺・胆・大腸・小腸経) |
主成分 | baicalin C21H18O11 ・ baicalein C15H10O5 ・ woogonin C16H12O5 ・ β-sitosterol ・ woogonoside C22H20O11 ・ H2O、neobaicalei C19H18O8など。 |
薬理作用 | 清熱燥湿・瀉火解毒・安胎 胆汁分泌促進作用・利尿作用また解毒作用がある。 |
臨床応用 | 主として肺熱をさます。 消炎・解熱薬として・炎症・充血・発熱を伴う疾病で、心下部の痞え、胸脇苦満、煩熱、下痢などを目標に応用する。 |
用量 | 6〜15g、2歳以下は1.5〜5g |
使用上の注意 | 脾胃気虚の小児には単独では用いない。少量の党参を配合する。 |
生薬画像 |