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生薬名・・・・黄耆 おうぎ

 

生薬名 黄耆(おうぎ)
基 原 神農本草経の上品に収載。マメ科 Leguminosae 黄耆 Astragalus membranaceus Bge. (キバナオウギ)の根を乾燥したもの。
性 味 味は甘、性は微温(帰経:脾・肺経)
主成分 folic acid ・ 結晶性の中性物質 ・ choline ・ amino acid など。
薬理作用 補気升陽・固表止汗・利水消腫・托毒排膿
水浸液、70%エタノールエキス、エタノールエキスを実験動物に静脈投与すると血圧降下作用が認められた。また、煎液を皮下投与すると利尿作用が認められた。
臨床応用 止汗・利尿・強壮薬・肌表の水毒を去る効があるとして、自汗・盗汗・体腫・痳痺・疼痛,小便不利などに応用する。
用量 一般には、9〜15g。脱肛には30gを用いる。
使用上の注意 高血圧症・顔面の炎症のある人には用いない。
生薬解説