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■生薬名・・・・車前子 しゃぜんし |
生薬名 | 車前子(しゃぜんし) |
基 原 | 神農本草経の上品に収載。オオバコ科 Plantaginaceae 車前 Plantago asiatica L. (オオバコ)の成熟種子を乾燥したもの。 |
性 味 | 味は甘、性は寒。(帰経:肝・腎・小腸・肺経) |
主成分 | plantenolic acid C5H803 ・コハク酸・粘液質・少量のビタミンA様物質 |
薬理作用 | 利水・通淋・止瀉・明目・去痰止咳。インターフェロン誘起作用。 |
臨床応用 | 消炎・利尿・止瀉薬として、夏季の下痢・眼疾・膀胱炎・血尿などに応用し,また鎮咳、去痰薬としても用いられる。 |
用量 | 3〜15g。湯剤にするときは布に包んで煎じる必要がある。 |
生薬画像 |