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| ■生薬名・・・・銀杏 ぎんぎょう |
| 生薬名 | 銀杏(ぎんぎょう) |
| 基 原 | イチョウ科 Ginkgoaceae 銀杏樹 Ginkgo biloba L.(イチョウ)の成熟した種子を乾燥したもの。 |
| 性 味 | 味は甘・苦・渋。性は平。小毒。(帰経:肺経) |
| 主成分 | ginnol C21H34O2 ・ ginkgolic acid C21H32O3 ・ hydroginkgolinic acid C21H34O3 ・ tannic acid ・カリウム塩・糖、灰分にはカルシウム・リン・マンガン・鉄。 |
| 薬理作用 | 斂肺益気・止咳平喘 抗利尿作用、抗結核作用 |
| 臨床応用 | 主として肺熱の咳嗽・呼吸困難に用いる。 |
| 用量 | 6〜15g。生銀杏は少量を用いるべきで(腹部膨満・呼吸困難をおこすことがある)、熟銀杏はやや大量を用いてよい。 |
| 使用上の注意 |
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