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疎経活血湯 そけいかっけつとう

 

疎経活血湯

そけいかっけつとう

 

<中医処方解説>

芍薬2.5、当帰2.0、地黄2.0、蒼朮2.0、川きゅう2.0、桃仁2.0、
茯苓2.0、牛膝1.5、威霊仙1.5、防已1.5、羌活1.5、防風1.5、
竜胆1.5、陳皮1.5、白し1.0、甘草1.0、生姜1.0

 

去風湿の防イ・羌活・防風・白し・威霊仙・と去湿の蒼朮・牛膝で、風湿の邪を
除きます。補血の当帰・芍薬・地黄と活血化オの川きゅう・桃仁で、血脈を
充たしオ血を去ります。
陳皮・生姜・甘草は脾胃を振奮することにより補血を補助します。
苦寒の竜胆を加えて、化熱を防止しています。
血虚の風湿痺に適します。

 

効能       去風湿・補血・活血化オ

適応症      血虚の風湿痺(行痺):四肢のしびれ痛み・遊走性の痛み・
                        軽度の浮腫・関節の運動障害などの
                        風湿痺の症候に、皮膚につやがない・
                        しびれ感・筋肉のひきつりなどの血虚の
                        症候をともなうもの。舌質は淡紅・舌苔は
                        白・脈は細。

臨床応用    ねちがい・多発性関節炎・変形性関節炎・関節症・肩関節周囲炎・
          頸肩腕症候群・腰痛症・坐骨神経痛・慢性関節リウマチなどで、
          風湿痺・血虚を呈するもの。
          脳血管障害後遺症にも用いる。

 

この漢方薬は、経を疎し、血を活すとの意味で名付けられた処方で、経絡中の
血滞をめぐらし、風湿を去る作用があります。従って血滞と水滞と風寒による
痛みに用います。即ち関節痛、神経痛、筋肉痛、腰痛に本方が適用されます。
関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛

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