●肺の膜のあいだに空気が入る 
            自然気胸 
             肺をおおっている二つの膜(肺胸膜と壁側胸膜) のあいだに空気が入り、肺の実質部分が圧迫されるもの。 
            
            
              
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             【原因】 
            
              
                | 原因は大きく分けて二つ。一つは結核などもとになる病気があってそれによって胸膜が破れて発症する気胸。もう一つは文字どおり特別の原因がなく起こってくる特発性の自然気胸。 | 
               
             
             
            【症状】  
            
              
                | 胸部の痛み(とくに刺されるような痛み)、不快感、呼吸困難などが起きる。軽い場合には自覚症状がないケースも多く、集団健診などで発見される。 | 
               
             
              
            【対応】 
            
              
                 安静にしていれば2〜3週間で自然にふさがることが多い。それでも好転しない 
                  場合には、器具を使って人工的に胸腔から空気をぬく。重症例や、何度もくり返す場合には、手術が必要になることもある。 | 
               
             
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