■生活習慣病 癌の予防は
 02/09/21

癌の予防は


 

癌防止12ヶ条


@偏食しないでバランスの取れた栄養を摂る
Aなるべく同じ食品を繰り返し食べない
B食べ過ぎを避ける
Cお酒をのみ過ぎない
Dタバコを吸わない
Eビタミンと繊維質のもの、緑黄色野菜をよく摂る
F塩辛いものを多量に食べない
G熱すぎるもの、ひどく焦げた部分は食べない
H過度に日光に当たらない
Iカビの生えたものは食べない
J過労を避ける
K体を清潔にする



  私たちの体の中には、外部から侵入してきたウイルスや有害な化学物質、癌細胞などをやっつけてしまう免疫システムが働いています。この免疫システムのおかげで私たちの体は健康に保たれているのです。ところが、さまざまなストレスを感じたり不規則で栄養のバランスを欠いた食生活を送ったり、ホルモン剤を使った食品や殺虫剤(消毒剤)のかかった野菜などを食べることで、この免疫システムは狂ってきて色々な病気にかかりやすい体になってしまうのです。日本食は一番バランスのとれた食事といわれ、私たちの日常食べる食事をみても、中華・洋食・和食とそれひとつに限らず、それらを上手に組み合わせたようなバランスの良い食生活を送っているのです。世界的に見ても一番バランスのとれたものといえます。しかし、それも崩れてきているのです。(獣肉の脂肪酸は発癌プロモーター効果があるといわれており免疫機能を低下させると言われています。野菜中の多糖は免疫強化に働くと言われています。)健康を保つことが大変難しくなってきている現代では、どんな人でも免疫システムを正常にコントロールするための切り札として、何らかの方法が必要とされます。

  免疫療法とは簡単に言うと、動物が本来持っている免疫力をアップさせることによって、より以上の薬効を期待し、また各個体の持つ免疫力を高めて病気を治そうというものです。人間が本来持っている免疫機能を生かして、癌細胞などを叩くことができれば、体に大きな負担や重大な副作用を与えることもなく、効果的に治療ができるだろうと期待されているわけです。実際、治療では免疫賦活剤という薬を使います。これは免疫機能を高めるためのものです。しかし、厚生省によって製造許可がされている免疫機能賦活剤、例えばしいたけなどから抽出・精製されたレンチナン・ソニフィラン・クレスチンには副作用もあり、逆に免疫機能を低下させるなどもみられ、その使用には注意が必要です。リウマチや糖尿病など免疫機構の低下した病気に対しても、種々の薬剤を使用して治療します。
これらは、本来は外敵や病気から体を守るはずの免疫システムをかえって低下させる場合もあり、思わぬ病気を併発したりします。

 


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