6月14日(木)午前
現在8頭中、6頭蛹(オス4、メス2)前蛹2
結局夢中なのは父です(笑)カブには迷惑でしょうが1日数回ちょっかいを出しちゃう。
おかげ様でオスの蛹化を観察出来ました。
ちっちゃい角でしたが・・・。
尚「来年は僕が世話するよ。この眼を信用して!」
絶対信用できない眼でした。って言うかそのセリフ去年も聞いたぞ!
今年の成虫はオスメス別飼育にします。(キッパリ)
ペットボトルの最後の幼虫が蛹室を作ったので人工蛹室に移動しました。
6月14日(木)午後
妻とランチ(私たち夫婦は一緒に仕事をしていますが昼夕食は交替です
唯一木曜の昼が2人だけでゆっくり話をしながら食事をとれる大切な時間です)
から自宅に帰ってカブチェックをすると1番小さな幼虫が蛹化寸前
「ラッキー。角の大きいオスならいいなぁ」なんて思っていると下の気門から筋が出始め
背中がパックリ割れました。次に頭が・・・割れない!
そのまま10分たっても割れず動きも少なくなりほんのり背中が茶色くなって来ました。
他のHPで見た頭が残る蛹化不全です・・・。
このままでは必ず羽化不全で死んでしまいます
私はダッシュで楊枝を2本持ってきて新聞紙の上にカブを置きました
緊急手術です
この行動は自分でも信じられませんし、去年なら絶対見ているだけだったでしょう
前にみた「カブトムシな部屋(手術・羽化)」で外国産ですが
うまく成虫まで育ったというのも後押ししたと思います
まず楊枝2本で上あごを開くと1本取れました
その後どうしていいかわかりません。手袋をして左手にカブを包み込むようにやさしく持つと
取れた上あごの部分や左右の頭を楊枝ではがそうとしました
幼虫が傷つき体液が出てしまったら死んでしまいます
その後何処から取れたか覚えていませんが頭がバラバラになって取れました
「おめでとうございます。体長35mmの女の子です」・・・言ってる場合か!
次は手袋を剥ぎ取り素手で背中の皮を剥がします
時間がたてばたつほど剥がしにくくなります
足の部分まで取らないと蛹の足が膨らみません
ほぼ剥がれましたが足の先が取れないため無理せず
下の写真の状態で人工蛹室に戻しました。
蛹になってから脱皮するのでは無く、脱皮しながら幼虫から蛹になるそうで
いつのまにか人の手の中で幼虫から蛹に変身しています
「Dr.コトーか助産婦の気分」・・・すっごく疲れた。⇒昼寝
13時間後見てみると割と元気にお尻を振っています
でも皮が邪魔でくるくる回れない為、皮を2/3程切りました
何とか成虫になってえさを食べれるまでになればいいな。