森の作業心得その1
□安全対策 T)自分のための安全対策 1.服装はきちんとしているか。 シャツが出てたり、ボタンがはずれていないか、靴の紐は特に注意。 2.道具は手入れされているか。 錆びついたり、破損していないか。 3.適切な作業道具を使用しているか。 扱い方が間違っていないか。 4.道具を鞘に納めずに次の作業に移っていないか。 鋏や鋸を持ったまま、枝などの運搬はしていないか。 5.体調は優れているか 熱や怪我をしていないか、特に二日酔いはしていないか。 6.足元がしっかりと決められるか。 無理な態整になっていたり、退避ルートを確保できているか。 7.作業にゆとりがあるか。 力が入っていないか、7割から8割の力で作業。 U)仲間のための安全対策 1.自分の作業範囲に人がいないか。 絶えず周囲の人の行動に注意する、人の真後ろに着かない。 2.作業の節目には必ず声をかける。 枝打ち、伐採など倒れる前には手を休め安全を確認。 3.一人で無理をしない。 難儀な作業には応援を呼んで、確実におこなう。 4.雨の中では作業は行わないこと。 □楽しく雑木林と遊ぶには T)楽しむためには ○専門職をつくらない、作業効率が悪くなっても、出来るだけ皆が同じ体験をする。 ○木の伐採は出来るだけ機械を使わず手作業を基本とする。 ○仕事はゆっくり、あせらずやろう。 ○単純作業がつづかないように、作業に変化をつけよう。 U)遊ぶには ○耳を澄ましてどんな音が聞こえるか。 ○あお向けに地面に寝て、何が見えるか、何が臭いがするか。 ○草や木の模様が何に見えるか見つめてみよう。 ○葉っぱや枝を使って何か作ってみよう。 □疲れないために 1.道具や用具を手入れし、整える。 2.単純労働を続けない、作業に変化をつける。 3.正しい姿勢で、マイペースを守る。 4.飴玉一つで元気回復。 □長続きするためには 1.作業量に目標やノルマを課さないこと。 2.無理しないでマイペースで行うこと。 3.休憩時間でなくても自由に休んでよいこと。 4.作業中のおしゃべりは自由なこと。 5.遅刻早退を問わない。 6.作業終了時にはお茶会を開く。 全体としては、 40分近く作業をした時、呼子が吹かれて一斉に作業中止する。 休んでいる時、飴玉の袋が回ってきて口に入れる。 |