低い声のブルース


天国に聞こえるように歌ってあげるよ
低い声で
まだそんなに知り合わないうちに
世間話で笑った後に
あの娘は死んでしまった
とても暑い夜に

3階の窓で手を振り
「じゃあ、またね」 それが最後
4月のあの日 知らなかった
もう2度と会えなくなるなんて
空は抜ける青さで
それがとてもくやしい

君のこと 忘れない
もっと軽い気持ちで 話せばよかった

あんまりうまくはないけれど
歌うことだけが私の生き甲斐
いつか私にも歌を作って
その約束は果たせなかった
卑怯すぎるよ 運命なんてやつは

いつか僕がそこへ行ったとき
僕のことを覚えておいて
そして2人で語り明かそうね
話し足りなかった 昔のことを
空は抜ける青さで
それがとてもくやしい

君のこと 忘れない
どんなに時がたっても どんなに人が過ぎても

天国に聞こえるように歌ってあげるよ
低い声で…