彼は決意する、“自分”に挑め。ヒーローとしての活躍がようやく世間に認められ、ニューヨークの市民から愛される存在となったスパイダーマン。私生活では、MJとの結婚も秒読みに入り、ピーター・パーカーの人生は絶好調だった。しかし、警察からもたらされたある衝撃的な真実が、ピーターの心をかき乱す。最愛の伯父・ベンを殺した真犯人が別に存在し、その男=フリント・マルコが刑務所を脱獄し、現在逃亡中であると。激しい怒りに燃え、復讐心を募らせるピーター。
そんなピーターに、ある謎の黒い液状生命体がとり憑く。その黒い液状生命体は、スパイダーマンの衣装を黒く染め、パワーもスピードも今までと比べられないほど強力な“ブラック・スパイダーマン”へと変化させてしまい、同時に、ピーターの心まで黒く変化させて行く…。
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