岡村洋一への10の質問 〜その10


【大学時代篇】

Q1.“大学時代”という言葉を聞いて、パッと思い浮かぶ風景は?


経営学の末松玄六先生の、いつも爆笑に包まれていた授業。

Q2.大学時代で一番楽しかった思い出は? 


2つ歳上の恋人と、ユーミンの「ミスリム」のカセットを聴きながら、夕焼け空を追いかけて、何処までもドライブした事。

Q3.大学時代の一番悲しい思い出は?

音楽仲間のSさんが、20歳の若さで急逝した事。
ヤマハの“ポプコン”でも受賞した、素晴らしいヴォーカルだった。
後に、彼女の事を思い出して、「低い声のブルース」という曲を書いた。

Q4.大学時代に学んだことで一番印象が強いものは?

人間は、中身よりも外見が大切だという事。
ゴメン、これはウソ。
世の中には、本当にいろんな奴がいるんだなぁ、という事。

Q5.大学時代の先生で一番インパクトが強かったのは?

名前は忘れたが、心理学の先生。
“講義をしない事が僕の講義です。さぁ、皆さん自身で何か始めて下さい”と言って、毎週、何も喋らず、椅子に座ったまま。本当に半年間、一度も講義をしなかった。
その内、皆で、“これで、いいのか?”という討論会が始まった。

Q6.大学時代にやったアルバイトで一番変わっているものは?

“卒業したら、一生働く事になるからなぁ”と思い、アルバイトはそれほど多くはやらなかった。
NHKの報道の仕事や、ライブ・ハウスで歌って少々稼ぐ事は、既に始めていた。

Q7.大学時代の出来事で人生のエポックメーキングとなったことは?

1978年2月に行われた「全日本アマチュア・フォーク・コンテスト中部北陸地区大会」(文化放送主催)で、優勝した事。2000バンド以上が参加した。私は、ソロだった。
このコンテスト出身の甲斐バンドがゲストで、トリ。当時ヒットしかけていた曲「ヒーロー」の演奏を聴いて、“ああ、自分は選ばれし者なのだ!”と、本気で思っていた。

Q8.大学時代の一番恥ずかしい思い出は?


絶対に、言いたくない。

Q9.大学時代はどんな学生だった?

いつも冗談を言って人を笑わせるのが好きだが、何処か屈折していて、本質は暗かった。 
夢見る夢子で、いつも誰かに恋していた。


Q10.大学時代の溜まり場だった場所は?

当時、名古屋市千種区古出来町にあったK君の狭く汚く、いつも散らかっている下宿。
このK君はごく最近、「お前の力で、何とか“つま恋”のチケット取ってくれないか?」というワガママなメールを突然、送って来た。でも、いい人よ。


Question制作 : Dorothy McMarphy