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ひまわり勉強会2015.10.9

糖尿病の基礎知識とサプリメント


毎年恒例のひまわり勉強会、先月の予定でしたが台風のため、109日に延期しました。テーマは皆様より要望の多かった糖尿病の基礎知識とサプリメントです。

糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンが不十分であるか、インスリンの作用が十分に発揮されないためにおこります。血液中の血が高くなる、つまり血糖が高いことに目がいきがちですが、その意味は、インスリンの作用不足により糖が筋肉や肝臓で十分利用できないために血液中に多量の糖がとどまる、という事です。ですから糖尿病を治療するということは、糖をうまく利用する事に他なりません。そのためには飲み薬やインスリンのみならず、食事療法と運動療法が大切です。

なんでも食べればすぐに血糖があがるわけではありません。炭水化物(正確には糖質)が食事後すぐにブドウ糖に変わります。さらに糖質の種類によってもブドウ糖に変わる時間が異なります。また胃から小腸に食物が運ばれる時間によっても血糖のあがり方が異なります。野菜など食物繊維と一緒に糖が小腸に運ばれれば血糖の上昇は緩やかです。これに対しブドウ糖を含んだ液体は急速に吸収され血糖が急にあがります。ですから野菜から食べる、食物繊維を多くとる、ジュースなどの飲料は避ける、といった食事療法の工夫はここから来ています。このようにどうしてそのような食事療法が必要なのか、その理由がわかれば、血糖のあがりにくい食事を工夫しやすいと思います。

次にサプリメントについて管理栄養士から話を聞きました。いろいろな種類がある事、表示を丁寧にみる習慣を付ける事、栄養素によってはそれ以上摂取するとよくないため、摂取上限が設けられているものがある事を勉強しました。なんとなくサプリメントをとって安心してしまい、食事療法がおろそかになる事が問題です。食事にはその栄養をとることのほかに、かむ事によるよい影響、楽しみなどがあり、やはり食事をきちんととる事が基本である事を再確認しました。ありきたりではありますが、バランスよく3食食べる事が糖尿病の治療の基本である事を心にとめていただけたでしょうか?           院長 記


 



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