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あらいクリニック糖尿病患者会
“ひまわり”
9月15日(土) 勉強会

ひまわり勉強会 2007
〜糖尿病神経症 あなたの足は大丈夫?〜

 2007915日(土)の昼1時からあらいクリニック・フォーラムルームで糖尿病の勉強会を開催しました。
昨年の勉強会では糖尿病性網膜症と腎症について取り上げましたので、今年は糖尿病性神経症について勉強しました。
また、今年は
5月から7月までを「糖尿病性神経症の強化月間」として、症状の調査とアキレス腱反射、振動覚の検査を行いましたのでその結果のまとめも合わせて報告しました。

         

 糖尿病性神経症は細小血管合併症の中でももっとも早い時期から現れ、罹病期間が05年ですでに出現します。腎症は58年、網膜症の710年に比べても早期です。
発症頻度も高く、糖尿病の患者さんの
40%程度に見られます。

両足の先から「ぴりぴり」「じんじん」という感覚が出現し、時には痛みもあります。
また、こむら返りも多く見られます。さらに進行すると感覚が麻痺し、潰瘍を形成しても痛みがないため、壊疽になり四肢の切断を余儀なくされる事態も招きかねません。心筋梗塞でさえ痛みを感じないため重篤になってしまうこともあります。たちくらみ、胃麻痺、インポテンツなどの自律神経障害も起こります。

壊疽や切断を防ぐためには日々、自分の足を観察して、水虫や傷がないか、目で確かめましょう。うおのめやたこはけっして自分で削ってはいけません。そこから潰瘍になってしまいます。水虫も治療しましょう。靴が当たるようなら靴もかえましょう。爪は巻き爪にならにように四角く切りましょう。湯たんぽなどによる低温やけどに注意しましょう。そしてなにより日々の良好な血糖コントロールが大切です。

 25名ほどの患者さんが参加され、終了後もたくさんの質問がでました。

   
糖尿病神経症について理解できましたでしょうか?

また来年も「強化月間」をもうけ、アキレス腱反射と振動覚の検査をしましょう。
自分の足の状態に関心を持ちフットケアーを行いましょう。もちろん、血糖コントロールも
6.5%、さらに6.5%を達成した患者さんは5.8%を目指しましょう。
また、神経症のある患者さんも、神経症を進展させないため、そして他の合併症をおこさないために、諦めず、良好な血糖コントロールを続けましょう。

 院長 記 

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