２００５年１月､今年のお正月は家族が集まり来客もあって大賑わいだった｡皆でおせちを食べた後初詣に出掛ける事にした。雪が残りぬかるみになった道を進む（写真左）｡大晦日にシャンプーしたばかりのメグが泥だらけになりそうだが､覚悟を決めて歩かせる事にした｡最初の神社は「子の神社」（写真右）、住宅地より一段高いところにある小さな神社で我が家からは歩いて5分ほどだ｡

参道には雪が残っているが､神社の前は綺麗に片付けられていた｡ここの社は小ぶりだが風格がある（写真左）｡小高い岡の上なので見晴らしも良い｡条件は良いし周りは住宅地なのに、例年ほとんど参拝客はいない｡おかげで直ぐにお参り出来た｡みんなのお参りが終わった後メグもお参りさせようとしたが､横を向いたままでポーズをとってはくれなかった（写真右）。

我が家は例年初詣のはしごをする。「子の神社｣の次は歩いて15分ほど離れた「甲神社｣だ。この神社は住宅地と田んぼの境目にある｡大きな杉の木が何本もあり、うっそうとした雰囲気を醸し出している（写真左）｡きっと昔は村はずれの神社だったのだろう。「甲神社」は「子の神社｣と比べると境内も広く、初詣客も多い｡メグと一緒に順番待ちしてお参りした（写真右）｡

最後は「熊野神社｣、ここは寺家ふるさと村の中心にあり､多くの参拝客が列をなしている（写真左）｡しばらく待ってお参りをした｡お参りの後、皆でおみくじを引いたら、大吉､小吉、吉、末吉とばらばらだった。これでは今年は良い年になるのかどうか分からない｡甘酒を飲んで家路につくことにした｡ふと気が付くとメグの体は泥だらけ（写真右）、帰ったらまたシャンプーしなければ…｡