今日は園田さんの出演するN響の定期に行ってきました。指定席は売り切れで自由席をかって入りましたが、ものすごい人気で3階最後尾の後ろにスペアシートが2列もでき超満員でした。
第1443回 N響定期公演(Cプロ2日目)
〜N響創立75周年・サヴァリッシュN響デビュープログラム〜
日時 10/27(土)2:00pm開演
場所 NHKホール
指揮:ウォルフガング・サヴァリッシュ
ピアノ:園田高弘
プログラム
R.シュトラウス / 交響詩「ドン・フアン」作品20
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92
ご高齢にもかかわらず園田さんはこの秋は全国各地で毎週のように演奏会をされているのでお疲れかと心配でしたが、元気いっぱい充実したすばらしい演奏を聴くことができました。
最初のドン・ファンはサヴァリッシュらしい重厚な音でVnのソロ(篠崎)を含めて弦のアンサンブルがすばらしかった。管も悪くは無かったが木製ではないほうの楽器を使った笛(神田)の音色が今ひとつであった。
お待ちかねのシュ−マンであるが、出だしは淡々とした感じで音の厚みにややかけるように感じがしたが、中頃から厚みも出でしり上がりの調子がよくなった。第2楽章では中低音の響きがすばらしく第3楽章では高音に輝きが出てきた。おけも悪くは無かったが、ピアノと合わないところもかなりありサバリッシュを持ってしてもなかなか合わないものなのかなと感じた。
最後のベート−ヴェンはサヴァリッシュお得意の曲で、昔は左手の手のひらをひらひらとさせながら気合の入った重厚で切れ込みの良い演奏を聴けたのだが、今日は37年前と比べてどうだったのだろうか。もちろん弦のアンサンブルも良かったし、オ−ボエ(茂木)も良くいたっていたし、ホルン(松崎、大野)もすばらしい音色を聞かせえ隠れたが。
この他チェロの4プルト内側で大物ソリストが弾いていたとかいろいろあります。今晩これから放送されるBS2でも確認できると思います。続きは誰も書いてくれないBBSの方に書き込みます。