鳴沙山の麓までは、ラクダの足でおよそ40分ぐらい。
町のどこからでも見える鳴沙山は東西約40キロメートル、南北約20キロメートルの大きな砂丘で、つぶの細かい砂だけの美しい砂漠が広がり、サラサラの砂に足がもぐり、なかなか頂上に登れない。
ラクダの足は、砂を歩くのにうまく適合している、足首を上げたときは、さほど大きく感じられないがつま先と踵が砂についた時は3倍ぐらい膨らみ、かなり弾力のある筋肉のようだった。
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