タイ王国

アユタヤー遺跡

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ワット・ラーチャブラナ

地下から見事な宝物が発見された。

1424年、8代王ボロムラーチャー2世が、王位継承争いで倒れた2人の兄を火葬した後に建てたもの。初めはクメール様式に似たふたつのチェディだけだったが、後に大きなプラーン(クメール式仏塔)と礼拝堂を増築し、寺院の体裁を整えた。1958年の修復の際に、ボロムラーチャー2世が2人の兄のために納めた宝物箱が発見された。

 

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すっかり廃墟と化している寺院の跡。

 

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黄色の布は寄進されたもの。

ワット・ロカヤ・スタ

(涅槃仏寺)

ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットの裏手から500m近く曲がりくねった道を進むと、広々とした草原に並ぶ遺跡群の一番奥に、全長28mの寝釈迦像がある。中期アユタヤー様式とされるが、現在あるのは1956年に復元されたもの。寝釈迦はブッタ入滅の様子を表現しているのだが、大空の下で見ると、なんとなくおおらかな気持ちになるから不思議。

 

 

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