タイ王国

アユタヤーバンパイン宮殿

アユタヤーから南に約20kmほど離れた場所にある寺院と宮殿で、チャオプラヤ川の

中の島に建っている。17世紀にプラサート・トン王が建て、その後は歴代の王が離宮

として使用していた。アユタヤー王朝が滅亡した後は放置されてしまったが、ラマ4世と

5世によって、タイ式にヨーロッパや中国の建築美を取り入れて再建された。

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ギリシャ風のプラ・ティナン・ワローパート・ピーマン。

宮殿入口の北側にあるこの西洋風の建物は、王の居室および謁見の間として使われた。謁見の間や待合室には、タイの歴史や文学から題材をとった油絵が飾られている。1876年完成。

 

 

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王が涼をとつたプラ・ティナン・アイサワン・ティッパアト。

池の中央にある十文字型のタイ建築で、ラーマ4世がバンコクの王宮内に建てたアーポーン・ピモーク・プラサートをコピーしたもの。中に軍服姿のラーマ5世の像がある。1876年完成。

 

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いたるところに熱帯樹林が植えてある。

 

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水と樹木と建物がバランスよく配置されていてすばらしい庭園美を演出している。

 

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