開封

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禹王台公園。

春秋時代の晋国の盲楽師師昿が、よくここで楽器を吹き奏でていたという。そのため人々はこの丘を吹台と呼んだ。漢代には梁孝王が梁園という庭園を造り、以後、時代ごとにさまざまな別邸が造られた。

↑古吹台の名が残る牌楼。

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時代が下がって明代になると、開封の地はたびたび洪水の被害に遭うようになり、夏の時代に治水に功績を上げたといわれるを守り神とすることにした。そして、この丘に銅像を建て、名を禹王台と改めた。現在は風光明媚な公園となっていて大殿には禹が、三賢祠には唐代の詩人である李白、杜甫、高適の3人が、師昿祠には師昿が祀られている。

↑禹王廟

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禹王廟。

 

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