Citta`di castello チッタ・ディ・カステッロ
アッシジを朝早く出て、某レストランへ行くためにチッタ・ディ・カステッロ”トリュフの町”へ。ペルージャからCesena, Gubbio方面へ分岐する道路をとばしてチッタ・ディ・カステッロに到着。  
黒トリュフ、すなわち夏のトリュフ(tartufo estivo)は有名なアルバで有名な白トリュフや白黒トリュフより安価。海外に輸出(フランス)されるものが多い。 スーパーマーケットでも割りと手軽に手に入る。 ちなみにウンブリアは主として黒トリュフ。 固まりが大きく、表面のツブツブが細かいものは上質とされるらしいです。

     



堰@ちょうどトリュフの見本市が開かれる準備がされていました。

      

  レストランが開く1時。一番乗りです。 この黄色のガソリンの給油機は実はメニュー↓なんです。

 
あ〜、まだテーブルにもついてないのに、迷ってしまう・・・

 

メニュー、本当に迷ってしまいましたが、"degustazione"のコース、つまりレストランの自慢のお勧めの試食コースといったらいいでしょうか。地元の素材を活かした料理です。

  

インテリアはちょっと風変わりでした。天井が高く、椅子はモダンな革、なぜかステンドグラスが・・・。
カメリエレの青年も敬語(大都市だと2人称tuで話す人も多いけど、結構ウンブリアの人はモデストな印象)だったし、とても丁寧なサービス、料理、素材の解説をしてくれました。 ワインは彼に好みを言ってセレクトしてもらいました。


  
Antipasto 1 Zuppa di farro e pomodori 麦とトマトのズッパ(カクテル風)


Antipasto 2 Souffle di polcini e salsa di nepitella ポルチーニのスフレ、ネピテッラ(ミント似のハーブ)ソース


Antipasto 3 Tartar di pagello e pesce spada affumicata con pan brioche 鯛(の種類のお魚)のタルタルとかじきマグロのスモーク、ブリオッシュ添え


vinoは地元の白、Grechetto。 フルーティなセッコ。

 
Antipasto4 Schiacciata di patate e porri con gamberi al forno e tartufo nero
じゃがいもとポロネギのスキアッチャータ海老のオーブン焼き、黒トリュフ添え

 
Primo1 Cannelloni di ricotta di pecora, boragine con crema di fagioli al timo
リコッチーズのカネローニ、ボラジーネ、タイム風味のインゲンペースト添え。

 
Primo2 Lasagne di verdure e salmone con salsa di basilico e mitili
野菜とサーモンのラザーニェバジル&ムール貝ソース


Secondo 1 Petto di faraona steccato al lardo di colonnata
ほろほろ鳥の胸肉ラード詰め

   
Secondo 2 Branziono croccante lentino di orgaggi e pure'di sedano rapa
すずきのカリッと焼き、レンズ豆、かぶとセロリのピュレ添え


Bavarese di fior di lavande con salsa di susine selvatiche ラヴェンダーの花のババロア野生桃のソースがけ

Crema al lime con frutti di bosco
ライムのムース、木の実添え


Piccola pasticceria
焼き菓子各種


 
こちらのオーナーシェフご夫婦に赤ちゃんが生まれたんですね、ピンクのリボン・・・。

本当に本当においしかったです。 それにとても素敵なサービス!
料金もこれだけ食べて、アペリティーヴォに、エスプレッソも含めて90ユーロぐらいでした。
また行こうっと。 

りすあんウンブリアの旅2002、秋。