ホルスト/セントポール組曲作品29-2
Holst/St.Paul's Suite op.29-2
【基本データ】
≪作曲年≫
1912〜13年
≪初演≫
1913年
セント・ポール女学校において
≪楽章≫4楽章構成
T.第1楽章 : Jig
U.第2楽章 : Ostinato
V.第3楽章 : Intermezzo
W.第4楽章 : Finale(The Dargason)
≪編成≫
・弦5部 / Strings
≪演奏時間≫
約13分 /12minutes
≪ミニチュアスコア≫
( 確 認 中 )
【HP管理者の曲論・極論】
ホルスト作曲の曲というと、誰もが最初に思い浮かぶのが、組曲「惑星」だと思います。
小学校(だったような気がする・・)の教科書にも、「惑星」の内の、木星が取り上げ
られていたりで、少なくとも日本において、ホルストの名前は木星によって有名になった
と言っても過言ではないかもしれません。しかし、ホルストには他にもいくつか、聞きやすく、
良い曲があります。そのうちの一つが、このセントポール組曲です。弦楽合奏の為の曲で、
全曲通しても15分に満たない曲ですが、4楽章などは、誰もが耳にした事のある
グリーンスリーブスのテーマが出てくるので、非常に誰にでも楽しめる曲だと思います。
ちなみに、この4楽章は、同じホルスト作曲の吹奏楽の為の第2組曲の終楽章のものを
弦楽版に直したものになっているようです。
演奏するのにも、非常に高度な技術を必要とするわけではない(とは言っても
コンマスのソロや、ヴィオラのソロなどがあります)ので、学生オーケストラや
弦楽アンサンブルなどで多く演奏される機会があるようです。曲自体も親しみやすいので
クラシックを聴いたことの無い方にもお勧めの曲の一つだと思います。
(2002年08月03日)
■ロス・ポプル/ロンドン祝祭管弦楽団
Ross Pople / London Festival Orchestra
【データ】
・レーベル : ARTE NOVA(輸入盤 74321 34022 2)
・値 段 : 時価
・録 音 : 1995年9月19〜20日、ロンドン(DDD)
・時 間 : ┌第1楽章 = 3:13 第2楽章 = 1:42
└第3楽章 = 4:01 第4楽章 = 03:16
・カップリング:
ホルスト作曲管弦楽曲
■リチャード・シュトゥット/ボーンマス・シンフォニエッタ
Richard Studt / Bournemouth Sinfonietta
【データ】
・レーベル : NAXOS(8.550823)
・値 段 : 時価
・録 音 : 1993年3月18〜19日、セント・ピーターズ教会(DDD)
・時 間 : ┌第1楽章 = 2:56 第2楽章 = 1:55
└第3楽章 = 4:09 第4楽章 = 3:16
・カップリング: ブリテン/フランク・ブリッジの主題による変奏曲
ディーリアス/2つの水彩画(原曲:合唱曲、フェンビー編曲)
ヴォーン=ウィリアムズ/「富める人とラザロ」の5つの異版
ウォーロック/キャプリオル組曲
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