STELLA MIRUS II
一般のお店で注文も出来ますし、(カタログ番号で取り寄せられます)
ネットでも購入できます
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1 木漏れ日(作曲:
菅井えり )♪〜 |
2001年に録音したSTELLA MIRUSIIがやっと発売になります。 またこのCDは、前回のユニット名をやめ、「菅井えり」名義の「STELLA MIRUS II」という事にしました。 |
MAKING
最初2001年に書いていたものが少しありました。
2001/4/6 流し込んだのは計7曲 エンジニアは、吉国くん プロトゥールズを使えば、コピーペーストも簡単なのだけれど 今回は最初に作ったデモテープが、ちょっとアイリッシュ入ってたり、コーラスが少なかったり、明るかったりしてNGになったので、あとはスタジオでやるということで 2001/4/7 どうしても気になる箇所をまたデータ修正 そしてまた取り直ししようとしたら USB midi interface micro expressの設定を見てもどこも変じゃない。。。 最後の一曲にえらく時間かかってしまった。。 (後に家に持って帰って、あれこれ見ても原因わからず、 とりあえず 残りの時間で出来そうな曲 星時計 コーラス入れ終了(∧_∧) |
2001/4/15 別にオリジナル通りにする必要はないのだけれど、この曲のコーラスアレンジは、通常の団子体型(3度づつのクローズしたボイッシング)にしたくなくて、 ハイトーンでウィスパーほど辛いものはない。。 それも難しいと感じたらつまんない。。 ハイトーンが多いパートを終えて、次ぎは2パート目。。 最大の見どころ?は、3声のオクターブユニゾン!一番楽な自分の音域はすんなりだけれど この曲は、G線上のアリアと同じく、ブレスが大事。 7時でアップだったので、1曲は上がらず、翌日に持ち越し^^ |
2001/4/15 選曲会議の時には、上がってなかった曲なのだけど、ふと頭をよぎった。 そして次の曲 自分のサンプリングの声を使う場合はいくつか理由があります。 今回は、3)のバージョン バックはharpの音源 |
そして2006年
TDをしながら、振り返り振り返りMakingを書きました♪
ミュージシャン参加は2曲しかなくて、
当時撮影していなかったので
写真はこれだけなんです〜
エンジニアの瀧田さんと
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いやあ〜発売まで長かったあ。 書いている曲順はTDをした順番なので、曲順ではありません。 ★祈り(オリジナル) 皆さんは夜空に何を祈りますか? 今夜はよく眠れますように 穏やかな気持ちを持ち続けられる人になれますように そして、ずっとずっと この空から星が見え続けますように 2006.5.20 (sat) TDチェック日 ★星時計(オリジナル) Stella Mirusの「不思議な星」にちなんで 星の半日を表現してみました。 夕刻、星達が目覚め、会話を始めます。 時間とともに仲間が増えて踊ったり、コーラスしたり 流れ星は滑り台のように・・・ そして太陽が昇り始め星達の遊びの時間は終わりを迎えます、 朝焼けが広がる空で 緩やかに星達の眠りの時間・・・また今晩逢おうね!って (余談)この頃はまだERI声サンプリングを使っていた時代だ! ピアノを沢山の星と、星の時計が刻む音に例えて、MIX時にリバーブでキラキラさせてもらいました。 これ 凄く早いピアノのフレーズがあるんだけれど、プロのピアニストでない私にはオンタイムでは弾けない(><) と ゆっくりのテンポでデータを取り込んだ記憶があります^^; シーケンサーが出来てから そういうのは楽になりましたねえ(笑) 私はシーケンサーはステップ打ち込み(PCのキーボードでの打ち込み)は苦手で 実際に楽器を弾いたものを取り込みます。 ピアノの演奏は、このプロジェクトに関わらず、手引きを元にどうしても気になる所だけ直します。 クォンタイズという、八分音符に揃えたり出来る機能はあるんですが 雰囲気を出したいピアノの場合は、クォンタイズかけるとカキカキして雰囲気が崩れてしまうので、気に入らないと何度も録音しなおして近いものを作るようにしています。 もっとまじめにピアノのお稽古していれば〜と後悔しても もう遅いぞ 私 ★モルダウ(Smetana) クラッシック この曲を入れようと決めたものの原曲を聞くと思ったよりテンポ結構早くてstringsの動きも早かった!! こりゃ違う河の流れにして菅井えり風に〜とアコースティックギターで河の流れを表現。 ERI語をつけるにあたってメロディのマイナーの部分の始まりを o vor toio sestea と 母音をo系 メジャーになった部分は an var taia sestea と 母音をa系にして明るくして、穏やかながらも、より変化が出るようにしてみました。 (余談 カラオケも作ったからライブで歌えるよん♪) ★メヌエット(Johann Sebastian Bach) おなじみピアノ練習曲でみんなが通る道 ピアノだと右手パートと左手パートの2本。 それだけだと「菅井えり」がいないも同じ 。 そこで、それぞれのメロディのリピート回に、ふんだんにアレンジを織り込んだアカペラの曲にしました。 (余談)レベル等のミックスを終えて、後はリップノイズ取りをエンジニアさんにお任せ。 リップノイズとは、文字通り 唇や舌から出るノイズの事 プチとかクチャっとか入っちゃうんです。 特にブレス(息継ぎの前)とかラリルレロ行の歌詞の後とか (ら・り・る・れ・ろ って言ってみると舌が上あごにあたるときにノイズが出るのを確認できますよ♪^^) またノイズではないけれど、子音がPとかの破裂音やFなどの言葉があると、マイクを吹いたりもするので、それは修正出来ないのでもう一度歌い直す事になります。(金魚すくいの形をしたウィンドスクリーンはテレビ等で見られた事があるかと思います) 48マルチの時代には、よほどのリップじゃないと消さなかったんですが、 toolsになってからは、画面 で、何秒分の1まで大きくデータを見る事が出来るので、そういう作業も増えたんですよね。 リップノイズ出ないように歌うのが一番ですが、 人によっても、口の乾き具合によっても、また歌詞などでも出方が違うんです。 ノイズ取り これがエンジニアさんにとって一番大変な作業かも 2006.5.25 TD チェック日 (余談) 最初にやった 祈りの直しを少々 ★toy's night(オリジナル) ユニーのCMソングに使って頂いた曲 タイトルの通り 夜人間が寝静まると活動を始めるオモチャ達のお話(ありがち?(笑) それも結構レトロタイプのオモチャ これもまたおもいっきりありがちな 兵隊さんの行進に、お姫様や馬達、木々や草花。 深い禁断の森への探検。 魔女王も呪文の歌を奏でますが、このオモチャの世界では昼間の人間の子供のようにはおののき恐れさせる事は出来きないようです(∧_∧) ★pure(オリジナル) 都会に出てきて仕事を続けていると、だ〜んだん心が曇って行く自分を感じる事があります。 純粋に喜びを感じたり、悲しめたり・・・しなくなっちゃうような この数年この曲で私自身も優しさを取り戻せるよう、大きな心でいられるように・・と癒しの一曲になりました。 (余談) ミックスの感じは チェック時点でgood! なのに よく聞くとあちこちでボコボコと音が聞こえるぞ・・・ Fuだから吹いているのか?と思って諦め半分エンジニアさんとチェックしてみると 声と声の間にあるんです。 FU ボコ FU ボコって・・・ 犯人はどうも録音時の空調な様子。 何故かこの曲だけ空調の音があちこちからよく聞こえてくるのです。 歌っていない静かな部分になると 空調の音をマイクが大きく拾ってしまうんです。 そこにその後のFuの歌いだしが重なってくるので、声と声の間をバコンとデータを切ってしまうわけにも行かず・・・ 一瞬聞くとピアノのダンパーペダルにも聞こえるから、その解釈でもいいけど・・ でもこれシンセだしぃ〜(ネタバレ) そこは さすがprotools 少しのイレースは出来るのでやって頂きました。 (追加で、マスターリングの時にエンジニアの川崎さんが、凄い技!かなりの低音をバコンと大きく削って、このボコもかなり軽減されました。ありがとう〜川崎さん) 2006.6.3 TD チェック日 ★月夜のしずく(オリジナル) 「不思議な星」Stella Mirusという言葉自体このCDのメインテーマでもあるように夜の情景を描いた曲が多いです。 アポロンが弾くハープにのせて、アフロディーテが愛を歌う・・・そんな素敵な夜を 現代に感じてみたいなって思います。 堀沢真巳(ほりかわまさみ)さんが、素晴らしい奥深い音色のCello soloを奏でてくださっています。 ★KANON (Johann Pachelbel) 何気なくよく聞く曲なのに、実際に演奏してみると すごくよく出来た曲で 聞き手と曲の書き手の違いを感じました。 (Queen の 輪唱していく曲も凄いけど) この2小節ごとの輪唱を歌でやるのに、苦労したのは、ひとつひとつのきっちりしたリズムと音程。 だけど、全体が同じだとつまらない。 音符の発音の長さや言葉を変える事によって、輪唱で絡んでくる雰囲気も変わってくるので、 自宅でシュミレーションしてから本番にのぞみました。 またブレスが出来ないくらい音符がつづいていたり、メロディの幅が歌えるギリギリ! 私の音域にあわせて 下はD2(ト音記号下4線)から上はA4(ト音記号上1線)にしました。 ボーカル3人でこのカノンやってみたいですね♪ (32小節目と34小節目のおっかけパートだけメロディ違うのは何故なのだろう?) ★cuckoo (クックー)(オリジナル) Stella10曲を書いたまま時間がありあまって(笑)もう1曲一番最後に書いた曲です。 タイトルの通り 鳥たちのさえずりを歌にしてみました。 得意のウラメロかけあいパートをふんだんに入れて、楽しい曲を描いてみました。 クックーは 「サウンドオブミュージック」の 子供達が階段でお客様におやすみを歌うシーンが大好きで、曲は全然違うけれど クックーという言葉の響きと あの名画を見た時の素朴な感動を思い出しました。 忘れている感動っていっぱいありますよねえ(反省) いろんな場所にいる鳥達の声を、指揮者になった気分でヘッドフォーンでも是非楽しんでみて下さい。 2006.6.6 TD チェック日 ★アルビノーニのアダージョ(Tomaso Albinoni) 映画の悲しいシーンなどによく流れている有名な曲ですが、このメロディが大好きで、ERI語をつけて、歌えるバージョンを是非実現したかったのが この2枚目で表現する事が出来ました。 実際に演奏してみると、なんて奇麗なアンサンブルなんだろう、言葉の絡みも素敵で♪って改めて感動。(自分で感動してりゃ世話ない(^^;) 悲しい時 辛い時に明るい元気ソングを聞くのもいいけれど、おもいっきり悲しんで静かな自分に戻る事も教えてもらった気がします。 ★木漏れ日(オリジナル) 沢山のお気に入りの中でも特にmyごひいきの1曲。だから一番最後にTD!! 老後に夫婦で湖のある森のコテージでのひとときを夢みたら こんな感じになりました。 2人はぐくんで来た愛を 無言でもベンチに座って・・・って(ちょっと気恥ずかしい) 水をくむように広げた手にこぼ落ちてくる太陽の温かさ つないだ手と手の温かさをこれからもずっと感じていたい。 |