ケイ国王の映画感想文21 特別編(4)
ケイ君の選ぶ2001年洋画ベスト

・2001年洋画ベスト()は監督名
1位 アメリ(ジャン=ピエール・ジュネ)感想文参照
2位 ダンサー・イン・ザ・ダーク
(ラース・フォン・トリアー)感想文参照
〜ダントツでしょう。想像力が人を救う事を描いたある意味コインの裏表みたいな二作。個人的なオールタイムベストの中にも入りますね。「ダンサー〜」は一昨年の12月公開の映画ですが、わての便宜上2001年度のベストテンに組み入れたいと思います。素晴らしい!


3位 ザ・ミッション 非情の掟(ジョニー・トゥ)感想文近日UP予定
〜突然3位に入り込んだ伏兵。前から見たい見たいと思っていて最近ようやくビデオで見たのだが、噂に違わぬ快作! ジョン・ウ−がある意味、ペキンパーのバイオレンスの流れを組みつつ、新しいアクション映画の流れを作ったように、ジョニ−・トゥはジョン・ウーが定着させた香港ノワールの系統に乗りつつ、全く新しいアクションの地平を切り開いたと思う。次にハリウッドに乗り込むのはこの人ですね、そしてこの人のスタイルを真似たアクション映画が続々と登場する事でしょう。タランティーノ辺りがチェックしていて、彼の紹介で世間に広まるパターン(笑)。アクション映画好きは要チェック! 必見の作品です。
4位 BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯
(大串利一)感想文参照
5位 JSA
(パク・チャヌク)感想文参照
〜燃えた作品&熱くなった作品(笑)。どんどん血糖値を上げて行きましょう。ちなみに1〜3位は「超1位級」、この4〜5位は「1位級」の面白さです(ニュアンス分かります?……よね?)。「級」は「クラス」と読んで頂くと分かりやすいと思ふ。

6位 処刑人
(トロイ・ダフィー)感想文参照
7位 誘拐犯
(クリストファー・マックァリー)感想文参照
8位 スナッチ
(ガイ・リッチー)感想文参照
〜この辺は「ベストテンで言うと真ん中ぐらいの順位の作品群(5位級)」。つまり2〜4位級の作品が無かった。この辺は「作品として平均点以上」。そして「個人的嗜好に物凄くハマった」作品群ってな感じですね。

9位 メメント
クリストファー・ノーラン)感想文参照
10位 ジュラシック・パーク3
(ジョー・ジョンストン)感想文参照
〜おっ拾い物じゃん、的な作品群。もちろん平均点以上。ベストテン的には「6〜8位級」……です。


11位 ダンジョン&ドラゴン
(コートニー・ソロモン)感想文参照
〜ここからは見た通りベストテン圏外。この「ダンジョン〜」は人はつまらないと言うかも知れないけど、個人的に結構好きな作品です。ベストと呼べるギリギリ当確線上の作品。ここ(11位)までは自信を持って好きだと言える11作品と言えます。

12位 ソードフィッシュ
(ドミニク・セナ)感想文参照
〜普通に楽しめました。思い入れは余りないです。わて的に平均点(以上)クラスの映画はここまで。

2000年洋画ワースト(便宜上13位以下の順位をそのまま付けています)
13位 クリムゾン・リバー(マチュー・カソヴィッツ)感想文参照
14位 ハンニバル
(リドリー・スコット)感想文参照
15位 ザ・セル
(ターセム)感想文参照
〜凡作もしくは駄作。ただ、「ザ・セル」は駄目な所を面白がれる余地があるように思います。「変な映画と言う意味で楽しめる」。

16位 ムーラン・ルージュ
(バズ・ラーマン)感想文参照
〜まったく趣味が合わない。そしてある意味「敵」(笑)。好きな人、ゴメンなさいと言う事で……

・2001年洋画主演男優賞
ブルース・リー(「BRUCE LEE in G.O.D 死亡的遊戯」) 
〜すいませんね。生きてる人にあげるべきなんでしょうけど……
次点・ガイ・ピアース(「メメント」)

・2001年洋画主演女優賞
イ・ヨンエ(「JSA」)
〜オドレイとビョークと迷ったんですけどね。この二人は結構もうさんざん世間では評価されてるだろうから……
 演技力と言うよりたたずまいと言うか美しさですね。もちろん個人的な好みと言う要素が大部分を占めています(笑)。
次点・オドレイ・トトゥ(「アメリ」)、ビョーク(「ダンサー・イン・ザ・ダーク」)

・2001年洋画助演男優賞
ソン・ガンホ(「JSA」)
〜まあ、クレジットタイトルの順番では主演なんですけどね。わて的には(て言うか作品的にも)助演。熱い芝居……いいですね。
次点・ウィレム・デフォー(「処刑人」)、「ザ・ミッション 非情の掟」の男性キャスト全員(笑)、デヴィット・モース(「ダンサー・イン・ザ・ダーク」←憎たらしい役だよねえ〜。笑)、ベニチオ・デル・トロ(「スナッチ」、「誘拐犯」)、「アメリ」の世界を旅する人形(笑)、スピノサウルス(「ジュラシック・パーク3」←オスで合ってる?笑)

・2001年洋画助演女優賞
該当者なし
次点・ジュリエット・ルイス(「誘拐犯」)、ソーラ・バーチ(「ダンジョン&ドラゴン」

監督賞
ジャン=ピエール・ジュネ(「アメリ」)

・脚本賞
クリストファー・ノーラン(「メメント」)

 「ゴーストワールド」、「あの頃ペニ−・レインと」、「チアーズ!」、「ギャラクシー・クエスト」、「A.I.」、「アンブレイカブル」、「セシル・B・ザ・シネマ・ウォ−ズ」、「レクイエム・フォー・ドリーム」等が、見れなかった映画。これから徐々に見て行こうと思います。
でわでわそゆことで……
('02/3/3)

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