ケイ国王の映画感想文21 特別編(2)
ケイ君の選ぶ2000年洋画ベスト

・2000年洋画ベスト
1位 マグノリア(監督/ポール・トーマス・アンダーソン)
〜すばらしひ映画。登場人物に向ける眼差しの暖かさ。十数人の主人公(!)のエピソードを並列に描きながら、それがからみ合い、感動のクライマックスになだれ込んで行く。大好きな映画。
1位 チャーリーズ・エンジェル(監督/マックG)
〜サービス精神だけで出来ている映画。ただただハッピー〜。確かに「新春かくし芸大会」みたいな映画だけど……それのどこが悪いというのだ!(笑)
1位 マルコヴィッチの穴(監督/スパイク・ジョーンズ)
〜才能の塊みたいな映画。ハリウッドも捨てた物ではないと本気で思った。突き抜けている。
1位 サウスパーク無修正映画版(監督/トレイ・パーカー)
〜素晴らしいミュージカル。放送禁止用語だらけのブラックなアニメなのに見終った後はさわやか。気がつけばケニーの着てる服と同じ色のフリースを着ている私(笑)。
1位 風雲ストームライダース(監督/アンドリュー・ラウ)
〜感想文参照。千葉真一がSFXとワイヤーアクションでドラゴンボールする。それ以上何を望もうというのか?
1位 橋の上の娘(監督/パトリス・ルコント)
〜ヴァネッサ・パラディ! 夢のような恋愛映画だ。苦味の効いた、それでいて官能的な……リアルとロマンティックのバランスがちょうど良いような……大人のおとぎ話であろう。
2位 アイアン・ジャイアント(監督/ブラッド・バード)
〜男泣きアメリカ製ロボットアニメ。大人の方が泣ける……ぐっすん。
2位 スリーピー・ホロウ(監督/ティム・バートン)
〜感想文参照。首無し騎士のカッコ良さ、次から次へと首が飛ぶ所、怪し気な森、クリスティーナ・リッチ……ティム・バートン最高ッス!
3位 ハピネス(監督/トッド・ソロンズ)
〜この作品を女性にすすめる勇気は僕にはないが……最低な人達の最低な「笑える、そしてせつない映画」。「ハピネス」、いい歌だ……
3位 イグジステンズ(監督/デヴィッド・クローネンバーグ)
〜クローネンバーグの内臓感覚溢れる仮装現実TVゲームもの。相変わらず変態でよろしい(笑)。
3位 TATARI(監督/ウィリアム・マローン)
〜感想文参照。おもちゃ箱をひっくり返したようなお化け屋敷ホラー。ファミリー向けじゃないとこがいいなと思いました。

 他「MI:-2」、「パーフェクト・ストーム」、「13F」(グレチェン・モル七変化が見れる!)、「クッキー・フォーチュン」、「エニイ・ギヴン・サンデー」等、楽しく見させて頂きました。

2000年洋画ワースト
 
見てる途中「寝てしまった映画」がいくつかあったのですが、つまらなくて寝てしまったのか、疲れてて寝てしまったのか判別出来ない為、取り上げるのはやめました。
 トホホっぽかったのは「ロミオ・マスト・ダイ」。もうちょっとジェット・リーの見せ場が欲しかった。もしくはもっとおバカな内容でも良かったと思いまする。

※「映画感想文」の評価で星四つ満点だったものが、平気でベストから外れていたり、星評価低かったものが平気でベストに入ってたりしますが、余り気にしないように……

・2000年ベストガール
キャメロン・ディアス
〜「チャリ・エン」、「マルコ」、「エニ・ギヴ」と大活躍! 可愛い☆ そしてうまい! とりあえず今年も活躍を期待します。
(次点ヴァネッサ・パラディ、グレチェン・モル)

・2000年ベストガイ
千葉真一
〜「風雲ストームライダース」カッコ良過ぎ。もっとたくさんの映画に出て欲しいッス☆
(次点フィリップ・シーモア・ホフマン)

 見てない映画いっぱいあるなあ。洋画は当たり外れも少なかった割に、拾い物も少なく、意外と面白みのないベストだったかも知れん。もっと色々見ねばなあ〜。
 今年(2001年)はどんな映画に出会えるだろうか……

('01/2/1)

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