「呪怨」(監督/清水崇 出演/栗山千明 柳ユーレイ 三輪明日美 三輪ひとみ)

 見ました! めちゃくちゃ怖かった〜!! 怖すぎるよ「呪怨」!!(天に向かって叫ぶ)……ここ最近和製ホラー、色々ありました(「リング」シリーズ、「富江」シリーズ、「学校の怪談」シリーズ、他色々……)。洋画も「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とか、色々ありました。が……
「ここ最近見た中で一番怖え〜よ!」(絶叫)
……失礼しました。取り乱しました。一部で話題になってたんだよね……清水崇って人、新人の監督さんなんですわ(二十代の人。確か)。「CURE」の黒沢清監督、「リング」の脚本家の高橋洋などが講師を務めるある映画学校の生徒だったわけだ。で、その授業の中で生徒オリジナルの作品のサンプルを制作する課題があって、そこで清水氏が提出したのが、この「呪怨」のクライマックスのシーン(階段から……それ以上は言えんな)だったわけだ。余りの怖ろしさ、新人離れした出来にびっくりした黒沢、高橋の両氏。だってさ、どんなに怖いホラー映画でも、前後の物語の説明なしにワンシーンだけみても普通怖くないよね。それが……清水氏の力量を即戦力と見抜いた黒沢監督は、すぐさま関西テレビのテレビ版「学校の怪談」のプロデューサーに清水氏に紹介し、清水氏は「学校の怪談」のいくつかの回を演出。その後、高橋洋氏監修のもと、オリジナルビデオ「呪怨」に取り組みついに完成させた。そして「呪怨2」もできあがり、「〜2」の4/14のビデオレンタルに先がけ、「〜1」と「〜2」が緊急に劇場公開されたりと、まさに、「和製ホラーの新星あらわる!」ってな感じだったんですよ。で、評判を聞いて、見てみた訳なんですが……あまりの怖さに腰が砕けましたよ。逆に「〜2」見ようかどうか迷ってるくらい。怖すぎて。二回は見られませんわ。ちゅうことで、みなさんも「呪怨」ワールドにぜひ来て! やっぱり怪談もんって怖いわ。特に邦画は。てなとこで評価は「☆四つ」(または凶マーク10個!)。皆さんも体験して下さい。Kでした。泣いちゃうマジで。
('00・3月劇場公開)→ビデオでの観賞

「呪怨2」(監督/清水崇 出演/芦川誠 大家佑季子)

 続編っす。怖いっす! 呪怨に関わった人は皆、呪怨に取り付かれていく。結構話題です「呪怨」。TV雑誌「TV−taro」の快楽亭ブラックさんのコラムでもここ最近見た中で一番怖いって言ってたし、TV東京系列日曜深夜の「ラリレロ映画祭」と言うインディーズ系の映画を紹介する番組でも取り上げられてるし。怖い物好きは見て!(もちろん「〜1」から) 星四つ満点で勿論(☆☆☆☆)。前回で言うところの凶マーク10個(忌まわしいと言う意味合いで)の評価は変わりません。 怖いよー(泣)
('00・3月劇場公開)→ビデオでの観賞

'00・4月 メール・掲示板機能付きFAX「mojico」掲示板にて初出
'00・12/7 加筆修正

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